半世紀のノウハウを生かして
当院が開院して半世紀が過ぎました。現在も続く精神科入院の開放処置は、開院当時としては画期的な試みでした。 それはできるだけ患者さんの心の負担を減らし、明るく温かみのある環境をつくるのがねらいでした。 現在、当院には豊富な知識を持つ専門スタッフが充実しています。これら専門スタッフがチーム一丸となり、患者さんと丁寧に向かい合って診療に取り組んでいます
一歩先行く医療を目指して
患者さんひとりひとりに手厚いケアを提供し、早期からのリハビリに主体的に取り組んでいただき、入院期間を短縮して、早期の社会復帰を目指すこと。さらに在宅看護も推し進め、入院に至らないような外来治療にも力を注いでいきます。これらは精神科医療の当たり前の取り組みですが、当院ではさらに先を考えながら歩んでいきます。
気軽に足を運べる「町の診療所」
心の病は誰もが患う可能性があります。当院は開院以来、些細な心の悩みでも気軽に相談できる「町の診療所」としての役割も担っています。長い歴史のなかで積み重ねられたノウハウと専門スタッフで、これからも皆様の心をサポートしていきます。

医師紹介

医師 5名

院長

橋詰 宏

院長

橋詰 宏

専門分野 精神科一般、統合失調症の臨床
研究テーマ 働きざかりのメンタルヘルス
実績 多地域・多施設共同による統合失調症の前方視的追跡研究
資格 精神保健指定医 日本心身医学会認定医 日本東洋医学会専門医 日本老年精神医学会専門医
一言 好きな本は「路面電車の100年」「時刻表」、電車とまちを愛する会の会員です
副院長

藤戸 良輔

専門分野 精神科一般、社会精神医学
研究テーマ 統合失調症と音楽能力、経頭蓋磁気刺激療法
資格 精神保健指定医 日本精神神経学会精科専門医 日本精神神経学会精科専門医制度指導医
一言 多職種でのチームアプローチを行い、病院利用される皆様が満足していただけよう心がけています。
医師

藤戸 せつ

専門分野 精神科一般
研究テーマ 思春期青年期の心性
実績 TATに関する研究
著書 「TAT」心理診断学双書(中山書店) 「悩める学生群への接近」藤戸病院編(星光印刷K.K)
資格 医学博士 精神保健指定医
一言 「共に生きる」を語る
医師

萩野 寛

専門分野 精神科一般
研究テーマ チーム医療の質を上げる方法
資格 医師 経営学修士(MBA in Finance)
一言 会社員を経て医師になりました。 一日一日、一人一人を大切に頑張ります。
医師

中村 百代

専門分野 精神科一般
研究テーマ 勤労者のメンタルヘルス
資格 医師 産業医
一言 専属産業医として企業に勤務していました。 好きな言葉は「過ぎたるは及ばざるが如し」

理念・基本方針

医療理念

基本方針

院長あいさつ

当院は開設時より外来診療を中心とし、様々なスタッフの関わりや地域生活への援助を大切にし、入院もできるだけ開放処遇を心がけ、若い方も受診しやすい病院であることなど現在どの医療機関でも心がけていることを何十年も早く試みてきました。現在の難しい医療情勢の中においても、我々が更に発展させていかねばならないことであると改めて強く感じています。自殺予防の問題やうつ病の増加・引きこもり対策・発達障害への支援など、社会情勢の変化や国が力をいれる施策も年とともに変わり医療関係者は翻弄されていますが、これまで通りきちんと患者さん一人一人に向き合い丁寧な医療を心がけていきたいと思います。

院長橋詰 宏

部門紹介

職員 77名

診療部

医局
診療所からスタートした事やその歴史から、街中の明るく開放的な環境で、心のぬくもりのある精神治療を受けられるようにと外来診療にも力を注いでいます。それぞれの医師が得意な分野を持ち、クリニックの集合体のような診療体制を特徴としています。
OT室
作業療法(OT)では、手芸、書道等の個人活動や体操、外出等の集団活動を通して、様々な人と交流したり、身体や心を動かすことを治療の第一歩としています。楽しみながら活動することで心身の健康を促し、生活力やコミュニケーション力の向上、ストレス対処方法を見つけることで、お一人おひとりの「自分らしい生活」に向けた成長や回復の支援を行います。
デイケア
デイケアやデイナイトケア、ショートケアと呼ばれている外来治療のひとつです。通所しながら地域社会で生活するために必要な力(日常生活に必要な能力・人とのつきあい方・体力・規則正しい生活リズムを身につけること)を回復させていくことを目的としています。医師のほか作業療法士や看護師、精神保健福祉士など他職種チームで生活の立て直し・病気の再発予防・就労に向けての準備をサポートしています。
地域医療連携室
精神保健福祉士、臨床心理士などで構成されています。病気や障がいのことはもちろん、治療費・生活費といった経済的なこと、療養上での様々な不安や社会復帰に向けてなど、患者さまの抱えている不安や問題などの様々な相談を受け、必要な制度や社会資源の紹介や利用の支援、困りごとについて一緒に考えサポートしています。初めて病院にかかる方、通院中の方、入院中の方、ご家族のことでお困りの方、まずはご相談ください。
心理室
臨床心理士3名で各種心理検査や知能検査などの診断や治療のサポートやカウンセリングを行っています。受診する年齢層は中学生から高齢の方まで幅広く、抱える困りごとも病気のことだけにとどまらず、不登校や家族のこと、性格の悩みや人生の悩みなど多岐にわたります。悩みを抱えながら生きて行く皆さんの気持ちに寄り添い、すぐには答えが出ない物事について共に考えて行くことを大切にしています。
薬局
薬局では、患者さまに安全で適正な薬物療法を受けていただくために、チーム医療における「薬の専門家」として、医師や看護師などの医療スタッフと連携を取り、調剤、服薬指導、医薬品の管理、供給、医薬品情報の収集や提供など様々な薬剤業務を行っています。精神科の治療では、症状が良くなっても「お薬を勝手にやめないこと」が大切です。服用を続ける上で何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談下さい。
栄養管理室
栄養管理室では患者さまお一人おひとりに適切な栄養管理を行い、食の面から健康の保持増進をサポートしています。身体状況に合わせたエネルギーコントロールや食事形態の工夫、栄養状態に合わせた治療食の提供のほか、生活習慣病を併せもった方へはバランスの良い食生活にしていくための栄養指導も行っています。
検査室
検査室では、見ただけでは分からない患者さまの身体の状態を知るために、血液検査や心電図検査等を行い、病気の診断や治療、健康のサポートをしています。

看護部

個々の患者さまの自律性の回復、「その人らしい生活」のためにできることは何かを考えて行動することがモットーです。看護には技術と共に、気配りや配慮といったケアリング(心の姿勢)が必要とされます。自分の感性や経験を最大限に生かして取り組みます。チーム医療の一翼として各職種と相互に補い合い、看護部自身も専門性を持って「誠実と信頼、希望と前進」の医療理念を実践に結び付けていきます。

急性期病棟(精神科急性期治療病棟)
急性期の精神症状に対して3ヶ月以内での退院を目指して集中的な治療を行っています。 不安定な精神症状に対して安全な環境を確保するための保護室・PICUエリアと一般室エリアで構成されている開放病棟です。多職種チームでカンファレンスを積極的に行い、様々な角度から患者さまの理解に努め、病状や心の動きに配慮したサポートを行っています。
回復期病棟(精神療養病棟)
急性期を過ぎてもう一息の治療休養を必要としている方、様々な要因により入院が長期にわたっている方が療養されています。ゆったりと落ち着いた環境で療養を行いつつ、それぞれの患者さまにあった社会復帰の形を一緒に考えていきます。高齢化により生じる身体機能や活動性の低下を予防するために介護福祉士とともにプログラムも行っています。
外来処置室
主治医と連携し、患者さまが地域で安心して生活出来るようにサポートしています。困った時、しんどい時のことはもちろん生活のことやお薬のことなども気軽に相談できる雰囲気づくりを心掛けています。

事務部

事務部
患者さまやご来院される皆様に最初に接する業務として、受付での対応、お電話によるご予約やご相談等の対応、また医療費の計算などを行っています。安心して皆様にご来院いただけるよう各部署との連携を大事にし、迅速な業務をしてまいります。

沿革

1960年(S35年) 高知市新京町に藤戸神経科として無床診療所開設 院長 藤戸せつ
1964年(S39年) 高知市上町1丁目に有床診療所(19床)として移転
1968年(S43年) 病院開設「藤戸病院」へ名称変更(内科・神経科・精神科を標榜)
1970年(S45年) 80床に増築(精神病床39床・一般病床41床) 医療相談室開設
1971年(S46年) 院内家族会「めざめ家族会」発足
1972年(S47年) ナイトクリニック開設
1974年(S49年) 病院機関誌「季流」の創刊号発行 許可病床数変更(一般病床25床・精神病床55床)
1980年(S55年) 保護室3床を残し、全病棟開放とする
1983年(S58年) 診療科目を変更し精神科・神経科を標榜
1984年(S59年) 病床数変更(精神科80床)
1991年(H3年) 医療法人おくら会を設立 作業療法施設基準認可
1992年(H4年) 精神科デイケア施設基準認可 思春期特殊外来診療開始
1995年(H7年) 精神科デイ・ナイトケア施設基準認可
1996年(H8年) 「訪問看護ステーションふじと」開設
2001年(H13年) 病院新築落成(療養病棟53床、急性期治療病棟27床) 藤戸病院だより「まちなか」を創刊
2002年(H14年) 精神科救急医療システム(輪番制)開始
2004年(H16年) グループホーム「すみれ」開設
2006年(H18年) 院長 橋詰宏 就任 日本医療機能評価機構認可 精神科ショートケア(小規模)施設基準認可
2008年(H20年) 高知県次世代育成支援企業認証
2010年(H22年) 藤戸病院 創立50年
2011年(H23年) 医療機能評価機構認定 Ver.6更新
2015年(H27年) 医療法人みずき会と医療法人おくら会が法人合併し医療法人おくら会となる

施設情報

敷地面積 1,079.90㎡
延床面積 3,480.44㎡
構造 鉄筋コンクリート造・地上6階
病室 全80床(うち個室30室)
病棟 精神科急性期治療病棟 27床 精神療養病棟 53床

駐車場のご案内

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