看護部の理念

専門職としての知識及び技術の研鑽に努め、
対象者一人一人の人権を尊重し、
誠実で
思いやりのある態度でその人に必要なケアを適切に提供していきます。

看護部の特色

  • ・病院
  • ・介護老人保健施設
  • ・訪問看護ステーション
  • ・認知症グループホーム

当法人の看護部は4部門の看護職員、介護職員の人事、院内教育などについて統括して運営しています。
主だった看護領域は、精神看護、老人看護、在宅看護を中心とした慢性期の看護です。
そして、老人看護専門看護師、認定看護管理者を各1名配属し、看護師長・主任会のメンバーと共に院内研修の充実に努めています。
院外におきましては、日本看護協会、日本精神科看護協会、日本コンチネンス協会などに会員がおり、それぞれの活動、研修に参加しています。

私たちの思い

複雑な問題に向き合い、紐解いていくことが役割。
高齢者の方は、長い人生経験のなかで得た”困難を乗り越える力”や”知恵”を持っている一方で、病気や心身の機能低下、その他家族関係を含む様々な”複雑な問題”を抱えていることが多いです。老人看護専門看護師は、このような複雑な問題と向き合い、紐解いていく役割があります。 病気だけに焦点を当てるのではなく生活の視点を持つことで包括的に捉え、高齢者の意思を尊重した最善の方法を考えます。しかしこれは一人でできることではなく、高齢者に関わる看護師、介護士、多職種チームのちからが重要になります。老人看護専門看護師は、チームの一員として高齢者が最後のときを迎える日まで、その人の生活を支えています。
老人看護専門看護師 田村 文佳

各部所紹介

*1F内科病棟
(医療療養病床Ⅰ、認知症ケア加算Ⅰ)

主として、ご高齢の方を対象として慢性期の看護を提供しています。身体合併症を極力抑えることや、認知症ケアチームの助言を活かした看護に努め、退院支援やより良い最期を迎えるため日々多職種協働でカンファレンスを行い、実践しています。

* 2B病棟 (認知症治療病棟入院料Ⅰ)

生活機能訓練を中心に医師、作業療法士、精神保健福祉士(公認心理士)らと共に多職種 協働で認知症の治療・ケアを行っています。朝の体操や音楽療法、季節に応じたレクリエ ーション等を通して、その人らしさを引き出すように努めています。

* A病棟 (精神療養病棟)

主として、ご高齢の方を対象として慢性期の看護を提供しています。身体合併症を極力抑えることや、認知症ケアチームの助言を活かした看護に努め、退院支援やより良い最期を迎えるため日々多職種協働でカンファレンスを行い、実践しています。

* 3B病棟 (精神病棟15対1入院基本料)

精神科閉鎖病棟です。精神症状の回復と共にセルフケアレベルが少しずつ回復するように看護を提供しています。精神看護の経験豊富な女性看護師が多く、母親的な関わりが多くみられるのが当病棟の特徴です。

* 医療安全管理室

医療安全及び院内感染予防に向けた取り組みをサポートしています。また、患者サポート相談窓口支援を行っています。

* 外来部門(精神デイケアを含む)

当院の外来は、内科、精神科、リハビリテーション科の3科です。地域に根差した医療の実践に努めており、糖尿病の看護、フットケア、認知症ケア、排泄ケア、発達障がい児などの看護相談窓口の対応も行います。お声がけ下さい。