開かれた精神科から新たなステージへ
1978年に「開かれた精神科」を目指し開業した当院は、南国の太陽が降りそそぐ自然豊かな環境のもと、多くの患者さんを診てきました。 近年では高齢者の認知症への対応など、きめ細やかな医療と福祉、そして保健サービスを行っています。 また内科、リハビリテーション科との連携で、心だけでなく体のケアから、社会復帰への支援など、総合的な診療サービスを提供しています。敷地内には、介護老人保健施設、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、グループホームも併設しており、 高齢者への手厚い支援を心がけています。また高齢者の認知症専用施設もあり、専門性の高い治療や介護を行うことができます。また、今後は大学病院との連携はもちろん、高知県東部の医療施設との連携も強化し、 同地域の医療環境の改善に取り組んでいきたいと考えています。

医師紹介

医師 6名

院長

山﨑 一明

院長

山﨑 一明

1995年 芸西病院副院長就任
2023年 芸西病院 院長就任
診療科 一般内科
所属学会 日本消化器病学会
日本膵臓学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会
ひと言 一般内科ですが、プライマリ・ケア医として軽度の怪我、腰痛や関節痛、風邪や不眠など様々な症状を有する患者さんの診療を致します。

副院長

大畑 貴裕

2016年 関西医科大学 精神神経科 入局
2023年 芸西病院 副院長就任
出身大学 金沢医科大学
診療科 精神科
資格 精神保健指定医
所属学会 日本精神神経学会
ひと言 当院へは2017年から2019年まで務めた経験があり、2023年4月より約4年振りに戻って参りました。
人里離れ自然に囲まれた環境ということもあり、見た目はやや古びていますが、どこかゆっくりとした時間が流れていて温かみのある病院だと感じます。
治療に於いてもそれと同じく、焦らずに患者さん各々のペースで病気と向き合い、それに寄り添った医療の提供を目指しています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
医師

大﨑 千栄

出身大学 高知大学
診療科・役職 精神科 科長
資格 精神保健指定医
精神科専門医・指導医
所属学会 日本精神神経学会
ひと言 7〜8年ぶりに芸西病院へ帰ってきました。
窓から見える桜や海がとてもきれいで毎日、癒やされています。
慣れないことも多く、皆様にはご迷惑をおかけすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

医師

八木 健介

1997年 高知医科大学医学部 卒業
診療科 一般内科



医師

内野 雄斗

出身大学 関西医科大学
診療科 精神科
医師

西原 利貴

出身大学 金沢医科大学
診療科 心療内科・精神科
所属学会 日本精神神経学会
医師

赤川 芳樹

出身大学 高知大学
診療科 心療内科・精神科
資格 精神保健指定医
所属学会 日本精神神経学会

理念・基本方針

医療理念

基本方針

院長あいさつ

芸西病院は、高知市から約40km東に位置する芸西村の小高い丘(海抜40m)の上にあり、南に太平洋を望み自然あふれる環境の中にあります。 1978年に「開かれた精神医療をめざして」開設され、当初は思春期・青年期の患者さんが多く入院されていました。社会の高齢化とともに、入院患者さんも変化していきました。現在は、内科療養病棟、精神科一般病棟、精神療養病棟、認知症治療病棟の四病棟からなり、入院患者さんの多くは高齢者です。介護老人保健施設リゾートヒルやわらぎ、訪問看護ステーションげいせいを併設し、認知症対応グループホームげいせいもあり、入院から在宅支援まで橋渡し役を担っています。 高知県東部の精神科医療の充実に貢献するとともに、地域の人々が安心して暮らせるような医療を提供していきたいと思っています。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

院長山﨑 一明

部門紹介

職員 191名(内看護職員76名)

医局
芸西病院では、内科・精神科・リハビリテーション科があり、それぞれの専門分野の医師が診療に従事しています。医師間は勿論のこと、コ・メディカルスタッフとも常に連携を図り、より良い医療の提供を目指して努力しています。
心理療法室
心理療法室では、カウンセリングや心理検査などを行ない、人間関係の悩み・ストレス・もの忘れなど日常生活で生じる様々な心の問題についてサポートします。ご希望の方は診察時に医師に御相談ください。
医療相談室
患者さんやご家族が安心して治療に専念できるように、さまざまな不安や相談に対応させていただきます。 どうぞお気軽にご利用ください。 ご相談内容につきましては秘密を厳守いたします。 社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格をもったソーシャルワーカーや、臨床心理士が相談をお受けいたします。相談は無料です。
看護部
専門職としての知識及び技術の研鑽に努め、対象者一人一人の人権を尊重し、誠実で思いやりのある態度でその人に必要なケアを適切に提供していきます。

院内研修計画書(PDF)
看護部紹介(PDF)

「現場の声は、こちらをクリック」

栄養科
当院は、精神科病棟・内科・療養病棟からなり、長期間の入院を伴う患者さまも多いため、おいしく衛生的で安全な食事であるとともに、旬の食材を取り入れ、季節感を盛り込み家庭的で心も身体も癒やされる食事をお届けするようこころがけています。

活動内容の詳細はこちら(PDF)

リハビリテーション科
当院では①発達障がいを持つお子さんへのリハビリテーション②精神疾患患者さんへのリハビリテーションへ以下の具体的な内容に対し力を入れています。 対象疾患は変形性膝関節症などの整形外科疾患、脳卒中等の脳神経外科疾患、神経や筋・呼吸・循環・代謝などの内科的疾患、小児疾患(発達障がい)の患者さんに対し、身体の状態を評価した上で、個々の回復に応じた目標を設定、治療プログラムを作成し、これに沿ったリハビリテーションを実施。 また、専門療法士は「患者・利用者さんが、その人らしく生活できるために質の高いリハビリテーションサービスを提供すること」を念頭におき、最善なサービスが提供できるよう、セラピスト一人ひとりの個性と感性を生かし、プロの集団として主治医および院内外関係スタッフ、地域のさまざまな事業所などと連携しながら各専門性の枠を超えた総合的なリハビリテーションを実践しています。活動内容の詳細はこちら(PDF)
薬局
芸西病院薬局では、入院・老人保健施設などの調剤業務をはじめ、注射薬の払い出しや薬剤管理指導などをおこなっています。お薬の副作用や飲み方など、わからない事や不安なことは遠慮なくお尋ねください。
臨床検査室
検査室では検体検査をはじめ、診断図検査、脳波検査などの生理検査を主に行っています。可能な範囲で当検査室で実施することによって、より早く情報が受信される皆様に提供できるように心がけています。
放射線室
県内でも早くからコンピュータ化を行ない、ディジタル写真を提供しており高い評価を頂いております。マルチスライスCTによる造影検査などは他の医療機関から依頼もあります。受診される方々を待たさず、不安や負担を感じさせない撮影検査を心がけています。

沿革

1977年(S52年) 医療法人みずき会設立
1978年(S53年) 芸西病院設立 内科40床精神科52床 計92床
1979年(S54年) 保育所完成 理事長藤戸せつ就任
1985年(S60年) 内科48床精神科171床 計219床に変更
1991年(H3年) 院長 岩村久就任
1993年(H5年) 地下レクホール完成
1994年(H6年) 院内保育施設「むつき保育所」新築 集会室「如月ホール」完成 訪問看護ステーションげいせい開設
1998年(H10年) 老人保健施設「リゾートヒルやわらぎ」開設
1999年(H11年) 支援事業所みずき開設
2000年(H12年) 訪問看護ステーションから訪問リハビリテーション開始
2004年(H16年) グループホームげいせい開設(1ユニット9名) 総合リハビリテーション棟開設
2006年(H18年) グループホームげいせい増築(2ユニット18名に)
2007年(H19年) 精神科デイケア開設
2011年(H23年) 芸西村、やわらぎ、洋寿荘の三者にて福祉避難所協定に調印
2013年(H25年) 高知県次世代育成支援認証書交付(第117号)
2015年(H27年) 医療法人みずき会解散 医療法人おくら会に合併
2023年(R5年) 院長 山﨑一明就任
心療内科標榜
2024年(R6年) 4月より精神病棟を59床→51床に変更
2024年(R6年) 6月より精神療養病棟を56床→38床に変更

病床数 193床

内科診療病棟 48床
認知症治療病棟 56床
精神療養病棟 38床
精神病棟 51床
介護老人保健施設 リゾートヒルやわらぎ
訪問看護ステーション げいせい
採用情報
居宅介護支援事業所 みずき
訪問看護ステーション げいせい
チャイルドルームむつき